砺波市文化会館で行われた、となみ演劇鑑賞会例会、劇団東演公演「マクベス」を観に行ってきました。本来なら第149回例会で、2020年3月に行われるものだったのですが、コロナの影響で延期になっていたものです。
ベリャコーヴィッチ氏の演出が見事! もっともベリャコーヴィッチ氏は2016年に亡くなっているので、氏の演出をもとに、劇団の皆さんで創り上げたものだという。
舞台装置も簡素(回転する4枚の板が扉になったり壁になったり)だし、人(特に魔女)の動きも変だし、音楽も美しいメロディーが使われているわけでもないが、どんどん舞台に引き込まれていきます。以前観た同じくベリャコーヴィッチ氏演出の「どん底」よりもずいぶん面白かった。話の筋が大体わかっていたからかな。
狂っていくマクベス夫人、小心者のマクベスの哀れな最後など、とても見応えがありました。
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