劇団1980公演「素劇楢山節考」
砺波市文化会館で行われた、となみ演劇鑑賞会第188回例会、劇団1980公演「素劇楢山節考」を観に行ってきました。
とても生き生きとした舞台と思いました。舞台も簡素なものでしたが、想像力が掻き立てられました。音楽もほとんど一人で生演奏でした。が、カラスの声や蝉の声、風の音等俳優たちの声での表現がとても良かった。
とても見応えのある舞台ですごく良かったです。また、ロビーで物販販売をしている所に俳優の方たちが来て、購入者がいると鐘を鳴らしたり、始まる前に客席でパンフレット販売したりと、とても楽しい雰囲気づくりをされているのも良かったです。
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| 画像はイメージです |
Geminiさんより
『楢山節考』の舞台設定について、実際には以下のような背景があります。1. 信州ではなく「山梨(甲州)」がモチーフ小説では信州信濃の寒村という設定になっていますが、著者の深沢七郎は後年のエッセイ(『楢山節考・舞台再訪』など)で、「作品の人情や地形などの着想を得たのは、自身の故郷に近い山梨県(笛吹市境川町大黒坂)」と明かしています。信州を舞台にしたのは、「姥捨てといえば信州(更級の姨捨山)」という一般的なイメージに合わせて借りてきた設定に過ぎませんでした。2. 「楢山節(劇中歌)」も作者の作詞・作曲作中で描かれる「70歳になると山へ行く」という風習や、村人が口ずさむ「楢山節」という歌も、実際の伝承歌ではなく作者本人が創作・作曲したものです。3. モチーフとなった「姥捨て伝説」自体も史実ではない日本各地(信州の冠着山/姨捨山など)に「姥捨て(棄老)」の民話・伝説は残っていますが、これらは古代の仏教説話(『雑宝蔵経』の棄老国説話)や『大和物語』などを由来とする教訓や物語(「老人の知恵で難題を解決する」等のストーリー)です。日本において制度として「年老いた親を山に棄てる習わし」が実在したという歴史的記録や事実は確認されていません。つまり『楢山節考』は、「各地に伝わる民話のイメージ」+「山梨の特定の風景や人情」を掛け合わせ、深沢七郎が完全なフィクションとして構築した世界観といえます。
小説の楢山節考を読んでみることをお勧めします。が、電子書籍で出ていないようなのが残念。









