千束あたりでまだ午前7時30分。これからどうしようかと考えましたが、バイクに乗ってから、と言うか、車を保有してからいつかは走破してみたいと思っていた、八尾の大長谷から岐阜県へ抜ける道(国道471号)へ行ってみることにしました。冬季閉鎖や災害復旧工事など、走れる時期が短く、「開かずの国道」とも呼ばれています。
道路情報も確かめず、「通行止めだったら引き返す、行けるところまで行ってみよう」という気持ちでした。
8時30分頃。途中、県境で一休み。このまま白川方面へ抜けられそうです。
9時頃。酷道区間終了でホット一息。
いやー、聞きしに勝る酷道でした。酷道とはこういうのを言うんですね。走るのに一生懸命で、写真は上のもの以外殆ど無し。バイクを降りて撮ろうという気持ちがわきませんでした。酷道の様子はネットにもいろいろでていますね。それをご参照になってください。
本当に、怪我、悪くすると命の危険のある場所です。自動車だと対向車とすれ違えない道の細さ、舗装の粗さ、水が流れたり苔の生えていたりする路面くらいはまだいいのです。ガードレールがない一車線の崖道も、谷側ではなくなるべく山側を走るようにすれば、恐怖ではありません(とは言え転落死亡事故なども実際起きているようですから細心の注意を)。
今日怖かったのは対向車。バイクと車がなんとかすれ違えるくらいのブラインドのヘアピンカーブ(t-joke側からはややキツめの上り右カーブ)。カーブミラーがないのに、対向車のあることを予測せず、キープレフトをせず、速度早めでつっこんでくる車両があり、衝突しそうになりました。ランドクルーザーみたいなでかい車で来るな!と思いましたが、後ろに2台、車が連なっていて、焦りもあったのでしょう。
t-jokeはちょっと左に避けてカーブの頂点辺りで停車。クルマの方もブレーキ、ハンドルで回避。事なきを得ました。もし事故っていたらと思うとゾッとしますね。スピードは大したことないのでクルマの方はかすり傷程度でしょうが、バイクではコケ方次第でどんな怪我になるかわかりません。携帯もつながらないようなところで動けなくなったらどうなるでしょう。
それ以来ブラインドコーナーではますます慎重になり、、、慎重になるのはいいけど、低速すぎるとヘアピンカーブでは不安定になったり路面状況にも過敏になったりして神経が疲れました。アップライトの姿勢のバイクでなかったら、さらにDCTでなかったらさらに疲労がかさんだことでしょう。
VFR1200Fだったら泣きが入っていたでしょう。NC750X、アドベンチャー(風)バイクとしてはこういう道も、通過はできます。が、もっと軽量のバイク(250ccぐらい)のほうがいいでしょう。
車で釣りに来ている人も何人か見かけましたが、この道はクルマではお薦めしませんね。
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