楽譜表紙を作ってみました。
絵の方は長谷川等伯の松林図屏風を元に。この詩とメロディーに似合うような画を・・・と思い浮かんだのがこの松林図屏風でした。松林図は雨が降っているところを描いたというわけではないようですが、蕭々と降る雨と、その雨に煙るような朦朧とした松をイメージして。
また、シンプルなメロディや和音、短い言葉の中にも、人生への語りきれない思いが込められている曲と、山水画が、シンプルな中にも無限の空間・宇宙を感じさせるようなところも合うかなぁと。
遠目で見るとぼんやりした松ですけど、近くで見ると、けっこう荒い筆致で描かれているんですよね。歌の方も、ぼんやりとは歌えない曲です。。。
作詩の八木重吉さんは1927年に29歳の若さで亡くなっています。
Wikipedia:八木重吉
雨
雨のおとがきこえる
雨がふってゐたのだ
あのおとのようにそっと世のためにはたらいてゐよう
雨があがるようにしづかに死んでゆこう
日本で男声合唱がある限り歌い継がれていくであろう曲の一つと言えましょう。あまり合唱音楽に興味のない人にもぜひ聴いてもらいたい曲です。
作詩の八木重吉さんは1927年に29歳の若さで亡くなっています。
Wikipedia:八木重吉
雨
雨のおとがきこえる
雨がふってゐたのだ
あのおとのようにそっと世のためにはたらいてゐよう
雨があがるようにしづかに死んでゆこう
日本で男声合唱がある限り歌い継がれていくであろう曲の一つと言えましょう。あまり合唱音楽に興味のない人にもぜひ聴いてもらいたい曲です。
0 件のコメント:
コメントを投稿