椰子の実

2011年2月25日金曜日

鑑賞

t f B! P L
映画「太平洋の奇跡」を観てきました。

劇中に島崎藤村;詩、大中寅二;曲の「椰子の実」が使われていました。
t-jokeは「椰子の実」がこういう映画に使われていると思わず涙してしまいます。
やっぱ歌詞がね。。。
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名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ
故郷(ふるさと)の岸を離れて 汝(なれ)はそも波に幾月

旧(もと)の木は生(お)いや茂れる 枝はなお影をやなせる
われもまた渚を枕 孤身(ひとりみ)の 浮寝の旅ぞ

実をとりて胸にあつれば 新たなり流離の憂
海の日の沈むを見れば 激(たぎ)り落つ異郷の涙

思いやる八重の汐々 いずれの日にか故国(くに)に帰らん
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数年前、福井晴敏さんの小説「終戦のローレライ」で目にしたのがきっかけです。それまで、一番の歌詞ぐらいは知っていましたけど、最後の「いずれの日にか故国に帰らん」という歌詞が、日本を遠く離れて戦っている人々と重なると・・・(涙)

映画「ローレライ」ではなぜか「椰子の実」でなく「モーツァルトの子守歌(フリースの子守歌)」が使われていてがっかりした記憶があります。確かにヘイリーさんの歌声はきれいでした。しかし、「眠れよい子よ~」じゃなぁ。。。(ドイツ語で歌ってたけども)と腑に落ちない物を感じていました。

「太平洋の奇跡」-フォックスと呼ばれた男-はノンフィクションだそうですが、戦争中のことについて、まだまだ知らないことが多くあるのでしょう。
戦争について、日本人について考えるきっかけになると思います。

たけぼう

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