砺波市文化会館で、となみ演劇鑑賞会第113回例会、前進座公演『あなまどい』が行われたので、観に行ってきました。
あなまどいとは、「穴惑い」と書き、彼岸を過ぎても冬眠のためにこもる穴の見つからない蛇のことをいうそうで、俳句では秋の季語になっているそう。
原作は乙川優三郎の時代小説。父親を殺された男が34年かけて仇討ちを成し遂げ、34年間夫の帰りを待ち続けていた妻との時間を取り戻す、、、というような物語。
よいお芝居でした。引きこまれました。前進座いいね^^!
関蔵(嵐圭史)が、家老の戸田左京や栄之助らと対決するシーンは緊迫感があるし、妻の喜代(浜名実貴)が出てくるシーンは和めるし、笑いあり涙ありでした。
音楽も良かった。時代劇だけど、SAXの音色がよく合っていました。
舞台装置は割と簡素で、最後には舞台に役者以外なにもなくなるという芝居は初めてでした。
穴に惑っている蛇もこれ以上寒くなれば死んでしまうギリギリのところ。それにかけて、関蔵と喜代も「ギリギリで間に合った」と口にします。
ネタバレになるので詳しく書きませんが、仇の寺田金吾も、願人坊主もギリギリで間に合った人だよね。いいお話でした(^O^)/
劇団の方からは、事前に台本や原作を読まないようにと言われてたのですけど、台本を読んでしまっていました。読まないで芝居見たほうがやっぱり良かったな。衝撃の結末が分かっているのとそうでないのとではだいぶ違います。今から見ようという人は、台本や原作を読まないように(笑)
たけぼう
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こんにちは、たけぼうです。富山県でFIT e:HEV HOME(GR3)やCB650R E-Clutch(8BL-RH17)に乗っています。
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