劇団民藝のサイトより引用
描くことは生きること、愛すること––芝居はとってもよかった。でも、たけぼうにはテーマはちょっとピンときませんでした。
洋画家・中村彝(つね)と「中村屋サロン」に集う人びとが織りなす一時代のポートレート
彗星のように画壇に現れ、大正期に活躍した洋画家・中村彝(つね)。肺結核に侵されながらも画業に励み、新進の作家として注目された頃の彝が縁あって住むことになったのは、中村屋裏のアトリエでした。新宿の老舗中村屋の創業者、相馬愛蔵・良(黒光)夫妻がパン屋をこの地に移したのが明治42(1909)年。急速に発展した新宿という地の利を得て店は栄え、美術家、詩人、小説家、学者、俳優などが出入りする文化サロンの役割を果たしていたのです。はじめサロンの女王相馬良に惹かれた彝の気持が、夫妻の娘俊子に移ったことから、やがて彝は中村屋を去ることに。彝を待っていたのは、病苦と孤独に耐え、命を賭して更なる高みを目指した苦闘の日々でした……。
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