DN-01について考察する

2008年5月20日火曜日

DN-01

t f B! P L
DN-01が納車されて1か月。t-jokeなりにDN-01について考えてみたことを書いてみます。


バイクの免許を取った動機はなんですか? 仕事で使うというのもあるでしょうが、余暇を楽しもうとするために免許を取った人も多いのではないでしょうか。
バイクは開放感がありそう、風を切って走ると楽しそう、気持ちよさそう、かっこよさそう、などのイメージがあって、バイクに乗りたいと思ったのではないでしょうか。

DN-01は、そういうイメージを具現するべく開発されたのではないかと思います。
カウルモデルでありながら、ネイキッド、クルーザーモデルなみに風を感じられるようにスクリーンをもたない車体(スクリーンのように見える部分は、メーターバイザー)。
低い位置にバックミラーなどを置き、スクリーンをもたないことによる高い開放感。
強烈な主張はしないが、さりげなく鼓動を感じられ、回そうと思えばストレスなく回るエンジン。
座り心地のよいシート。
これまでのバイクにない近未来的デザインなど。

そして、HondaはDN-01に乗る人には、バイクに乗る「心地よさ」を味わってもらいたいのだろうと感じています。
「バイクの楽しみ方」となると、ワインディングをだれよりも速く駆け抜けたい人、高速道路をハイスピードで延々と走りたい人、ダートでスライドさせまくりたい人、などなど十人十色でしょう。けれど、「バイクの心地よさ」はモーターサイクルのもっている普遍的というか根源的なものだと思うのです。

DN -01の名前の由来となったのは「Discovery of a New Concept」 「新しいコンセプトを発見」ってことですが、これからのバイクを考えるというより、バイク乗りの原点(バイクを乗りたいと思ったときの気持ち)を改めて見つめ直して造ったという感じがします。外見は斬新ですが、心地よく乗れるように、しっかり真面目に造られていると思います。

だから、DN-01には、バイクにあこがれやイメージをもっていて、これからバイクに乗ってみようという人、久しぶりにバイクを味わってみようというリターンライダーが一番ふさわしいのかもしれません。本当に心地よく乗れるバイクでしょう。
また、DN-01という新しいジャンルのバイクが出たことを契機に、バイクに合わせてこれまでのスタイルを変えてみるというのもありかもしれません。

やはりバイクは乗らなければわからないので、いろいろなバイクに乗ってみるのがよいと思います。
雑誌やネット上で、いろいろな記事が出ていますけど、これまでの経験などで感じる事は人それぞれです。先入観にとらわれず、よいと思ったら自分のセンスを信じ、用途を考えて選べばよいのではないでしょうか。
バイクはいろいろな種類が出ているのだから、自分に合うバイク、求めるバイクがどこかにあると思います。Find Your Wings!ですよ。

HondaにはDN-01というこれまでにないカテゴリのバイクをつくり、選択の幅を広げてくれたということを感謝したいです。

逆に、Hondaに注文したいこと。いくつか言いたいことはありますが、まず、富山県とは言いません、とりあえず北陸地方にDream店を出してくれぇぇ!ということですね。

しかし、プレミアム試乗会、CMなど、バイクとしては宣伝に力を入れていますが、DN-01はやっぱり特異なバイクだから、そんなに数は売れないと思います。(世の中DN-01のようなバイクばかりになってもどうかと思う。) 商売的には失敗かも。。。 しかし、希少車に乗ってるとなるとオーナー的にはうれしい気も・・・(笑)

たけぼう

たけぼう

PROFILE

こんにちは、たけぼうです。富山県でFIT e:HEV HOME(GR3)やCB650R E-Clutch(8BL-RH17)に乗っています。

このブログを検索

ブログ アーカイブ

Copyright(C) t-joke All rights reserved.

※注意

ツーリングの記事などは、記事を書いた日ではなく、ツーリングをした日の日付で書いています。
燃費は、満タン法で計算しています。
このブログでは、VFR1200F Dual Clutch Transmissionの事をVFR1200FDと表記しています。

QooQ