佐々木信綱は、唱歌「夏は来ぬ」の作詞者として有名ですね。信綱が「夏は来ぬ」の詩を発表したのは25歳。若い時に書いているんですね。というか、この人、5歳から作歌、13歳(数え)で東大に入学したという天才。
「夏は来ぬ」は♪卯の花の匂う垣根に・・・と歌い始めます。記念館は卯の花が見頃でした。小さくて可愛らしい花です。
記念館の中の資料で謎が解けました。この歌詞の「匂う」は「色美しく照り映える」の意だそうです。白い卯の花が陽光に照り映えている様子なんですね! いままで知らずに歌っていました(>_<) VFR1200FDも匂っている?(笑)
記念館内の展示室は撮影禁止。
佐々木信綱は、32歳頃、佐佐木信綱に改名しています。中国に行った時に、中国に「々」という漢字がなくて、「佐佐木」で名刺が作られたそう。以後、佐佐木を使ったそうですよ。
生家の方も無料で見学できます。といっても、家の中にあがれるわけもでなく、庭先や玄関からちょっと拝見という感じ。短歌などが飾られていました。
展示室の次の言葉が印象に残りました。
歌は心の花である
花なき園はさびしい
心の園に花のないのはさびしい
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