HIROSHIMA全国ツアーのホームページより引用
2000年、それまでに書き上げた12番までの交響曲を全て破棄し、全聾以降あえて一から新たに交響曲の作曲を開始。
同年から障害児のための施設にてボランティアでピアノを教える。
この施設の女児の一人は、交響曲第1番の作曲にあたり佐村河内に霊感を与え、この作品の被献呈者となった。2003年秋、『交響曲第1番《HIROSHIMA》』を完成。
全ての聴力を失う絶望と、絶え間ない耳鳴りという苦しみの中、佐村河内 守が完成させた《交響曲第1番》。
アカデミズムに背を向け、独学で作曲を学んだ彼が作り上げたこの作品は、中世以来の西洋音楽の歴史を包含し、ブルックナー、マーラー、ショスタコーヴィチ等、ロマン派シンフォニストの系譜を受け継ぐ長大なシンフォニーです。
被爆二世である佐村河内の出自が反映された自伝的作品でありながら、「闇が深ければ深いほど、祈りの灯火は美しく輝く」という作曲者の言葉に象徴されるように、あらゆる苦しみを越えて、希望を見出そうとする人間の普遍的な心情に深く通じる真実の音楽が、聴く者の心を、深く揺さぶらずにはおきません。
曲そのものは素晴らしいようですが、このストーリーがでっち上げだったとは悲しいね。
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