VFR1200F Dual Clutch Transmission　インプレッション

暑い中自宅へ帰ることにします。慣らしだし、時間もあるので高速は使わず、下道を走ることにしました。

ひさしぶりに普通のステップのバイクです。思わず空シフトしそうになります。
さて、DCTですが、ニュートラルからDモードにするときに「カチョン」とギアの入る音がするのがいいですね。
今日はほとんどDモードで走りましたが、最初はどんなタイミングでシフトするのかわからないので１→2速の変速でショックがあるのがちょっとびっくり。音も予想より大きい。でも次第に慣れてきます。低速でもそれほど神経質になる必要はないように思いました。
Uターンとかはしてみてないのでよくわかりませんが、足つきの良すぎるDN-01から比べればハンドルの切れ角も少ないしやっぱり気を遣うかな。

Dモードだと、40km/h～55km/hくらいの流れの時に、3速にしようか4速にしようか、とか、4速にしようか5速にしようか、とかコンピュータが迷う速度域があって、こういうところは苦手みたいですね。エンジン回転数も低いところだし。まあ、そんなときはMTモードで固定してしまえばよいのですがね。こういう微妙なところはDN-01のHFT（無段変速）はホントに滑らかでしたね。60km/hまではDN-01が楽ちんですかね、やっぱり。

あと、DN-01に比べてマイナスなところは熱いところかな。リッターバイクの熱量はハンパないですねぇ。。。VFR800も熱かったし、やっぱV4は熱いよ。。。右足をついていると右足が特に熱いね。股のところもDN-01よりは格段に熱くなります。

VFR1200Fのカウリングは素晴らしいです。高速道路は走っていないし、慣らし中なので本当の高速域はどうなのかわかりませんが、一般道でのスピード域でもうまく空気が流れていくようです。サイドディフレクター、スポーツスクリーンのおかげで、不快な風は当たりません。

ワインディングでももちろんDN-01より速いペースで走ることができます。もっとも今日はタイヤも新しいので、もっぱら「直ピーカートロ」に専念しました。でもやはりDモードではかったるいですね。早く慣らしを終えてSモードやMTモードで走ってみたいものです。