「どん底」を観る

2012年3月29日木曜日

鑑賞

t f B! P L
となみ演劇鑑賞会第101回例会で劇団東演公演「どん底」を観てきました。演出・美術=V・ベリャコーヴィッチ。作:マキシム・ゴーリキー 訳:佐藤史郎

舞台装置がパイプフレームの2段ベッド四組を斜めに配したものだけ。地下の安宿という設定ですが、監獄の中のようにも感じられました。
ところどころロシア人にロシア語しゃべらせてて??のところもありましたし、登場人物が多くて、最初は混乱。
「ルカ」の役割はなんだろう。ルカの言葉で変わっていく人々。演劇を観てて、“こいつ、うまいことばっかり言ってる「ペテン師」だ”と思ったけど、自分が得をしているわけでもない。むぅぅ。声が「波平さん」に聞こえるところがあって、言葉に説得力があるのやらないのやら(笑)
最後、「役者」が自殺してしまうところもよくわからなかった。いや、途中寝てたところもあったし、最後集中力が落ちてて何か見逃したか聞き逃したのだろう。

やはりどん底から抜け出すのは難しいのか。。。。劇中、「人はよりよい人間のために生きている」という言葉もありましたが、どん底の人たちは、それほど変わらないどん底の中をまた生きていくというラストで。。。100年前(「どん底」が発表されたのは1902年)のロシアの貧困層というのはどんな感じだったんだろうか。

劇を見てあれ?と思ったので調べてみた。カトリック教会と正教会では十時の描き方が違うんですね。カトリックは上下左右。ロシア正教は上下右左。

たけぼう

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