ミュージカル『はだしのゲン』を観に行く(2回目)

2013年10月1日火曜日

鑑賞 言葉

t f B! P L
砺波市文化会館で行われた、となみ演劇鑑賞会第110回例会、ミュージカル『はだしのゲン』を観てきました。

良いものは何度観ても良いです。
いろいろな人に見てもらいたいミュージカルです。特に若い世代に観ていただきたいですね。となみ演劇鑑賞会はどちらかというと高め(戦中、戦後すぐ)の世代が多いので、ちょっと残念です。

漫画『はだしのゲン』と異なり、ミュージカル『はだしのゲン』のラストは現代の広島。灯籠流しの場面で、水野潤一さんの詩が、朗読されます。t-jokeはこの詩を知りませんでした。とても身に染む詩です。中学生の頃、修学旅行で広島に行きましたが、あんまり考えてなかったように思います。t-jokeが小・中学生の頃は、まだ傷痍軍人さんが街中で見られました。戦時を生き抜いたおじいちゃん、おばあちゃんも周りにたくさんいました。もっとたくさん話を聞いておけば良かったと思います。

「交響詩集ヒロシマ」より
「しづかに歩いてつかあさい」

今は、新しげな建物のえっと見える
この川辺りの町全部が
昔は
大けい一つの墓場でしたけん

今は車のえっと走っとる
この道の下で
ウジ虫の湧いて死んで行った
母を焼いた思い出につき刺されて
息子がひていじゅう
つくなんで おりますけん

ほいじゃけん

今 広島を歩く人々よ
どうぞ いついき静かあに
こころして歩いて つかあさい
それにまだ病院にゃあ
えっと火傷を負うた人も
寝とってじゃし

今も急にどっかで
指のいがんだ ふうのわりい人や
黒髪で いなげな頬のひきつりを
かくしとった人が
死んで行きよるかもしれんのじゃけん

ほいじゃけん

広島に来んさる人々よ
この町を歩くときにゃあ
どうぞ いついき静かあに
こころして
歩いて行ってつかあさいや……

のう……

たけぼう

たけぼう

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こんにちは、たけぼうです。富山県でFIT e:HEV HOME(GR3)やADV150(2BK-KF38)に乗っています。

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