中野市の作詞家、高野辰之さんの記念館。教科書にも載っている「故郷」「朧月夜」「もみじ」「春の小川」などの作詞で知られています。
旧永田小学校跡が記念館になっています。桜が満開!
高野辰之博士の像もあります。
記念館内は撮影禁止。
高野辰之さんの生涯をまとめたビデオが上映されていました。高野さんが東京芸術大学で教えていたときに中山晋平さんが生徒だった時期があるようで、中山晋平記念館で上映されているビデオに使われている写真や映像もありました。
高野辰之さんは国文学者としても有名で、東京帝国大学で文学博士の学位を授与されています。著作の「日本歌謡史」なども展示されていて、中山晋平さんの「カチューシャの唄」について記したページが開かれていました。ちょっと続きを読みたくなるところでページが終わってて残念でした。
また、ご自身で書かれた書も展示されていました。ほかにも能面のスケッチも展示されていて、多才さが見て取れます。
記念館からは「故郷」の歌詞にある「うさぎ追いしかの山」のモデルとなったといわれる大持山、熊坂山、大平山などが見えます。
記念館を後にし、「故郷」の歌詞にある「こぶな釣りしかの川」、「春の小川」のモデルとなったといわれる斑川、「朧月夜」の歌詞にある「鐘の音も」のモデルとなったといわれる真宝寺を見に行くことにしました。時間もあるし、天気もよいし、風も気持ちよいので歩くことにしました。
革ジャン、革パン、帽子にサングラスのいかにも怪しい風体の男が一人、カメラを携えてブラブラと・・・ 農作業をしている人を数人見かけたくらいで滅多に人には会いませんでしたけど。のどかなところです。
桜、菜の花がきれいです。
これが「朧月夜」で歌われている蛙(かわず)の鳴く音なのか?
かの川のモデルといわれる「斑川」は一級河川でした。
「春の小川」では、春の小川はさらさら行くよって歌われますけど、今日の様子を見る限りそんな感じじゃなかったなww
真宝寺の裏を流れています。
真宝寺。
「朧月夜」の鐘の音は11時30分と18時に聞くことができます。
高野辰之さんの生家。ご子孫が暮らしていらっしゃいます。
写真を撮りながらゆっくり一周して50分くらい。
6時の鐘の音を聞くために、ちょっと走って時間をつぶしてくることにしました。
つづく・・・
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