t-jokeの中では、夕方+海辺=サンセットというイメージなので、海に沈む夕日を見ながら男が一人・・・という構図にしたわけですが、太陽が海に沈むって、日本海側ですよね。
海辺に座る男は西向きに座っている、というイメージで詩を読んでいて、実は、この一節がいまいちピンときていなかった。
とほく東に愁いに似てあまく光流れてなんでわざわざ後ろ(東)を向くんだ?。後半「西の陽のつめたさが」という言葉が出てくるので、それと対にするためかしらと思ったけれど。
しかし、作詩の大岡信は太平洋側(静岡県三島市出身)の人。太平洋側なら海辺の男は西日を背に受けて、東向きに座っているということもありうる。日本海側でも、能登半島の東側なら同じように海に向かって東向きに座ることになるわけだが。
夕方、だんだん闇の色になっていく東の空と海を眺めながら・・・というシチュエーションなのかしら? そのほうが、太陽に向かい逆光状態よりも空や海の諧調の変化が感じられるかもしれないしな。男の微妙な心理を表すには東の空がいいかもしれない。
でも、作りなおさないけどね(^_^;)。
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